皆さんがご存知のように、大豆は、たんぱく質含有量約39〜42%と、とても栄養価の高い食材です。ただ、大豆は、そのままだと繊維を多く含むため、消化がしにくいのです。すなわち、せっかくの栄養が消化吸収されにくいという欠点があります。
ところが、加工(豆乳、豆腐)することにより、消化吸収が、約98%と極めて高いものになります。
つまり、栄養をほぼ完全に消化吸収することができるようになります。
豆腐・豆乳は、「畑の肉」と言われているほど、栄養価が高いものなのです。
良質の植物性たんぱく質が多く含まれており、ミネラルも豊富で、ビタミンも各種含まれています。
そのため、飲料にし形を変えてもたんぱく質そのまま吸収することができます。
摂取されたたんぱく質は、体内でアミノ酸に分解されるわけです。
アミノ酸 たんぱく質は、アミノ酸が多数結合したものであり、アミノ酸には、必須アミノ酸と必須でないアミノ酸があります。
必須アミノ酸とは、人間の体内では合成できないので、体外から摂取しなければなりません。
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファンとういう8種類の必須アミノ酸は、体内で作りだすことができないため、どうしても食品の中から補充しなくてはなりません。
植物性たんぱく質は、一般に必須アミノ酸の含有量が低いとされていますが、とくに豆乳にはバランスよく豊富に含まれています。